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古伊万里・九谷焼など陶器の買取相場とは?価値が高い焼き物の特徴を解説|新潟 和敬堂


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「実家にある古いお皿、これって価値あるのかな?」

「九谷焼ってよく聞くけど、実際いくらで売れるの?」


そんな疑問をお持ちの方へ。陶器は骨董品の中でも人気ジャンルの一つであり、作者や時代、状態によっては数万円〜数十万円の値がつくことも珍しくありません


この記事では、古伊万里や九谷焼を中心に、陶器の買取相場の目安や評価ポイントをわかりやすく解説します。


① そもそも「古伊万里」と「九谷焼」とは?

◾ 古伊万里(こいまり)

江戸時代初期〜中期にかけて伊万里港(佐賀県)から出荷された磁器。染付や赤絵が特徴で、「輸出用の豪華絢爛な絵付け」=高評価

◾ 九谷焼(くたにやき)

石川県の伝統工芸。色絵の鮮やかさと大胆な構図が特徴。「吉田屋」「青手」「古九谷様式」など、流派ごとの個性が価値を左右します。


② 陶器の買取相場はどのくらい?

種類

相場目安(状態・作者により変動)

古伊万里(染付・赤絵)

数千円〜10万円以上

古九谷(青手・吉田屋)

3万円〜50万円以上

無銘の皿や壺

数百円〜1万円前後

明治〜昭和初期の輸出陶器

数千円〜5万円程度

作家物(現代九谷など)

作家によっては数十万円

【例】
  • 共箱付きの古伊万里大皿(状態良) → 5万〜8万円

  • 吉田屋風色絵壺(大きめ・無傷) → 10万〜20万円

  • 無銘の花瓶(状態良好) → 数千円〜1万円


③ 査定額が上がる陶器の特徴

評価ポイント

解説

作家名がある

人気作家は高額査定の対象(五代伊藤赤水、三代徳田八十吉など)

共箱付き

真贋確認・保存状態が良好で評価UP

状態が良い

カケ・ヒビがないものは高評価

古さがある

江戸・明治期など、時代のあるものは希少価値あり

絵柄が華やか

九谷焼のように絵付けが綺麗なものは人気が高い

④ 査定前の注意点

  • 絶対に磨かない・洗剤を使わない→ 表面の風合いが損なわれ、査定ダウンになる可能性あり

  • 破損していても捨てない→ 欠けがあっても古伊万里や九谷焼は評価対象になることも

  • 箱や由来のメモも残す→ 誰が持っていたか、どこで購入したかの情報は重要


⑤ よくある誤解

誤解

実際は…

「箱がないと売れない」

共箱がなくても買取可能。写真や落款で判断できる場合も多い。

「名前が書いてないから無価値」

無銘でも作風や形状で高評価されるケースもある。

「欠けたら終わり」

小さな傷なら査定対象になる場合あり。状態次第。

まとめ:陶器の価値を見極めるポイント

見るべきポイント

理由

作家・窯元

有名作家・窯元なら高額査定に直結

時代・歴史性

江戸・明治などは希少性UP

状態の良さ

ヒビ・カケ・変色なしが理想

箱・由来の有無

真贋判断・付加価値に重要

まずはスマホで写真を撮って、LINEで相談してみるのがおすすめです。


和敬堂からのひとこと

和敬堂では、古伊万里・九谷焼など日本の陶磁器に精通した査定士が丁寧に拝見いたします。「名前がわからないけど価値が知りたい」「まとめて査定してほしい」そんなご相談も大歓迎です。










和敬堂について

和敬堂は、骨董品・茶道具・掛け軸など、日本の伝統美を今に伝える貴重な品々の買取・査定を専門とする老舗です。

全国どこからでも査定可能。一点からのご相談も歓迎です。


■ 会社情報

社名;株式会社和敬堂(わけいどう)

所在地:〒940-0088 新潟県長岡市柏町1-2-16

電話番号:0258-33-8510

営業時間:9:00〜18:00(第1・第3日曜日)

対応エリア:全国(新潟・東京・名古屋・大阪など出張可)

古物商許可番号:新潟県公安委員会 長岡第461190001328


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