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査定前に骨董品は掃除してOK?やるべきこと・やってはいけないこと



「汚れてると安くなる?」「綺麗にした方が高く売れる?」結論、基本は掃除しなくていい。むしろ、下手に触ると価値が落ちます。骨董品は“新品みたいにピカピカ”が正義じゃない。風合い・経年変化・素材感が価値です。

ただし、やってOKな“最低限”はあります。ここを間違えなければ、査定はスムーズで損もしません。


■まず結論(これだけ守ればOK)

  • やっていい:乾いたホコリ取り(軽く)/付属品の整理/写真撮影

  • やっちゃダメ:洗剤・水拭き・研磨・金属磨き・テープ貼り・接着・素人修復


■やっていい掃除(査定前の“最低限”)

  1. 乾いた柔らかい刷毛・ハタキでホコリを軽く払う 強くこすらない。表面の粉・箔・絵付けが落ちることがあります。

  2. 箱・しおり・鑑定書っぽい紙をまとめる 掃除より重要。共箱・箱書きがあるだけで査定が変わります。

  3. カビ臭が強い場合は“風通しの良い日陰で短時間”置く 直射日光はNG。乾燥させすぎもNG。無理に消臭剤をかけるのは論外。

  4. 写真を撮る(全体/落款/箱書き/ダメージ) これで事前相談が進み、無駄な出張や持ち込みが減ります。


■やってはいけないこと(ここで価値が落ちる)

  • 水拭き・洗剤・アルコール 紙・絹・木・漆は終わる。シミが広がる、表面が荒れる。

  • 金属磨き(ピカール等) 変色やサビも“時代の表情”。磨くと評価が落ちやすい。刻印も薄くなる。

  • 研磨・メラミンスポンジ 陶器の釉薬や絵付けが削れます。アウト。

  • セロテープ・ガムテープで補修 ベタつきが残って修復コストが爆増。査定もガクッと下がる。

  • 接着剤で割れを直す 素人接着はほぼバレるし、修復も難しくなります。割れ物はそのまま。


■ジャンル別:触る前に読め(事故が多い順)

掛け軸・書画

  • 触らないが正解。

  • シミ・カビが気になっても自己処理禁止。丸め方も雑だと裂けます。


陶磁器(茶碗・皿・徳利)

  • 水洗いは基本NG。

  • 表面の土・貫入・釉薬の質感が価値の一部。落とそうとして削る人が多い。


金工(鉄瓶・香炉・銅器)

  • 磨くな。

  • サビ・緑青も含めて判断します。磨いた瞬間に“情報”が消えます。


漆器

  • 水も洗剤もNG。

  • 拭くなら乾いた柔らかい布で“軽く”だけ。


■査定前にやるべき「準備」チェックリスト

  • 共箱・箱書き・しおり・由来メモを探した

  • セット物(茶道具一式など)を崩してない

  • 破損や欠けを隠してない(写真で出した)

  • 無理に洗ってない/磨いてない

  • 写真4点セットを撮った(全体・落款・箱書き・ダメージ)

これだけで、査定のブレが減ってトラブルも減ります。


■ありがちな勘違い

  • 「綺麗=高い」→違う。情報が残ってる方が高い

  • 「汚い=安い」→違う。下手に触って傷つけた方が安い

  • 「自分で直せば上がる」→ほぼ逆。素人修復は減額


■和敬堂からのひとこと

掃除で価値が上がることはほぼない。逆に、掃除で価値が落ちるのはよくある。迷ったら触るな。箱と落款、全体写真を送ってくれれば、こちらで「何もしない方がいい物」を先に仕分けします。


■ 会社情報

社名;株式会社和敬堂(わけいどう)

所在地:〒940-0088 新潟県長岡市柏町1-2-16

電話番号:0258-33-8510

営業時間:9:00〜18:00(第1・第3日曜日)

対応エリア:全国(新潟・東京・名古屋・大阪など出張可)

古物商許可番号:新潟県公安委員会 長岡第461190001328



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