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骨董品とは?価値のあるもの・そうでないものの違いをプロが解説|新潟 和敬堂


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「これって骨董品なの?」「古いけど、価値あるのか全くわからない…」

ご相談の中で、最も多いのがこのような疑問です。実は、見た目が古くても「骨董品」ではないことも

逆に、「こんなものが?」と思う品が高額で売れるケースもあります。

この記事では、骨董品の基本と、価値があるもの・ないものの見極めポイントをプロの視点で解説します。


① 骨董品とは何か?

「骨董品」とは、古くて価値のある品物のこと。具体的には、以下の3つの要素がポイントになります。

✅ 骨董品の3要素

  1. 古さ(時代背景がある/100年以上前のものが多い)

  2. 希少性(同じものが少ない/一点モノ)

  3. 美術的・歴史的価値(作家・技術・文化的背景がある)

たとえば、江戸時代の茶道具や軸、戦前の陶器などは、骨董品として扱われることが多いです。


② 価値のある骨董品の特徴

見た目では判断できないことも多いですが、以下のような特徴がある品は、高額査定の可能性が高いです。

特徴

具体例

作家名・銘がある

「樂」「仁清」「大樋」などの茶碗、有名画家の落款入り掛け軸

共箱やしおりがある

共箱に書かれた作家の筆跡、箱書きなど

状態が良好

ヒビ・カケがない、カビや虫食いがない

人気ジャンル

茶道具・掛け軸・仏像・古陶磁器など

歴史性がある

江戸・明治・大正などの時代物

【実例】一見地味な茶碗 → 箱に「樂吉左衛門」の署名 → 20万円の査定がついたケースも。

③ 価値がつきにくいものの特徴

残念ながら、「古い=価値がある」ではありません。

以下のような特徴があるものは、骨董品としては査定が難しい場合があります

  • 大量生産された昭和の飾り皿・花瓶

  • 観光地で売られていた土産物(コピー品)

  • 家具・着物・漆器など保存状態が極端に悪いもの

  • 作家・産地不明で由来も不明なもの

  • 現代の大量製造品

【ポイント】ただし、価値がなさそうでもまとめ売り・ジャンルでの評価がつくこともあります。捨てる前に一度相談を。

④ 骨董品の価値は“相場”と“目利き”で決まる

骨董品の価値は、市場相場+査定士の目利き力によって決まります。

同じ作家・同じ時代の作品でも、

  • 保存状態

  • 書付の有無

  • コレクター需要によって大きく査定が変動するのが特徴です。

だからこそ、専門店に査定してもらうことが重要です。


まとめ:価値のある骨董品とそうでないものの違い

見分けポイント

備考

作家・銘・箱の有無

本物の証拠になる重要要素

状態の良さ

カビ・シミ・欠けがない

歴史性

江戸・明治などの時代物が高評価

希少性

一点もの/文化的意義がある

人気ジャンル

茶道具・掛け軸・仏像・古陶器などが代表例

「これ、売れるのかな?」と迷ったら、写真を撮ってLINEで相談するのが最も簡単な第一歩です。


和敬堂からのひとこと

和敬堂では、価値のある品を正しく評価するため、豊富な経験と知識をもつ査定士が一点ずつ丁寧に対応します。はっきり価値がわからなくても問題ありません。お気軽にご相談ください。









和敬堂について

和敬堂は、骨董品・茶道具・掛け軸など、日本の伝統美を今に伝える貴重な品々の買取・査定を専門とする老舗です。

全国どこからでも査定可能。一点からのご相談も歓迎です。


■ 会社情報

社名;株式会社和敬堂(わけいどう)

所在地:〒940-0088 新潟県長岡市柏町1-2-16

電話番号:0258-33-8510

営業時間:9:00〜18:00(第1・第3日曜日)

対応エリア:全国(新潟・東京・名古屋・大阪など出張可)

古物商許可番号:新潟県公安委員会 長岡第461190001328


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