骨董品とは?価値のあるもの・そうでないものの違いをプロが解説|新潟 和敬堂
- tdoi0808
- 6月30日
- 読了時間: 3分

「これって骨董品なの?」「古いけど、価値あるのか全くわからない…」
ご相談の中で、最も多いのがこのような疑問です。実は、見た目が古くても「骨董品」ではないことも。
逆に、「こんなものが?」と思う品が高額で売れるケースもあります。
この記事では、骨董品の基本と、価値があるもの・ないものの見極めポイントをプロの視点で解説します。
① 骨董品とは何か?
「骨董品」とは、古くて価値のある品物のこと。具体的には、以下の3つの要素がポイントになります。
✅ 骨董品の3要素
古さ(時代背景がある/100年以上前のものが多い)
希少性(同じものが少ない/一点モノ)
美術的・歴史的価値(作家・技術・文化的背景がある)
たとえば、江戸時代の茶道具や軸、戦前の陶器などは、骨董品として扱われることが多いです。
② 価値のある骨董品の特徴
見た目では判断できないことも多いですが、以下のような特徴がある品は、高額査定の可能性が高いです。
特徴 | 具体例 |
作家名・銘がある | 「樂」「仁清」「大樋」などの茶碗、有名画家の落款入り掛け軸 |
共箱やしおりがある | 共箱に書かれた作家の筆跡、箱書きなど |
状態が良好 | ヒビ・カケがない、カビや虫食いがない |
人気ジャンル | 茶道具・掛け軸・仏像・古陶磁器など |
歴史性がある | 江戸・明治・大正などの時代物 |
【実例】一見地味な茶碗 → 箱に「樂吉左衛門」の署名 → 20万円の査定がついたケースも。
③ 価値がつきにくいものの特徴
残念ながら、「古い=価値がある」ではありません。
以下のような特徴があるものは、骨董品としては査定が難しい場合があります。
大量生産された昭和の飾り皿・花瓶
観光地で売られていた土産物(コピー品)
家具・着物・漆器など保存状態が極端に悪いもの
作家・産地不明で由来も不明なもの
現代の大量製造品
【ポイント】ただし、価値がなさそうでもまとめ売り・ジャンルでの評価がつくこともあります。捨てる前に一度相談を。
④ 骨董品の価値は“相場”と“目利き”で決まる
骨董品の価値は、市場相場+査定士の目利き力によって決まります。
同じ作家・同じ時代の作品でも、
保存状態
書付の有無
コレクター需要によって大きく査定が変動するのが特徴です。
だからこそ、専門店に査定してもらうことが重要です。
まとめ:価値のある骨董品とそうでないものの違い
見分けポイント | 備考 |
作家・銘・箱の有無 | 本物の証拠になる重要要素 |
状態の良さ | カビ・シミ・欠けがない |
歴史性 | 江戸・明治などの時代物が高評価 |
希少性 | 一点もの/文化的意義がある |
人気ジャンル | 茶道具・掛け軸・仏像・古陶器などが代表例 |
「これ、売れるのかな?」と迷ったら、写真を撮ってLINEで相談するのが最も簡単な第一歩です。
和敬堂からのひとこと
和敬堂では、価値のある品を正しく評価するため、豊富な経験と知識をもつ査定士が一点ずつ丁寧に対応します。はっきり価値がわからなくても問題ありません。お気軽にご相談ください。
和敬堂について
和敬堂は、骨董品・茶道具・掛け軸など、日本の伝統美を今に伝える貴重な品々の買取・査定を専門とする老舗です。
全国どこからでも査定可能。一点からのご相談も歓迎です。
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社名;株式会社和敬堂(わけいどう)
所在地:〒940-0088 新潟県長岡市柏町1-2-16
電話番号:0258-33-8510
営業時間:9:00〜18:00(第1・第3日曜日)
対応エリア:全国(新潟・東京・名古屋・大阪など出張可)
古物商許可番号:新潟県公安委員会 長岡第461190001328

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