2025-12-24 / 骨董品買取コラム
骨董品ってどんなものが売れるの?買取実例でわかる売れる品・売れない品|新潟 和敬堂

「家の中に古いものがあるけど、何が売れるのかわからない」──これは依頼を受ける現場で一番多く聞く台詞です。結論から言います。
“売れるかどうか”はジャンルよりも『作家・状態・由来(箱や証明)』で決まる。
ここでは、実際の買取現場でよく売れる品・売れにくい品を具体例(匿名化)とともに紹介します。自分の品がどちらに近いか、すぐに判別できます。
① よく売れる品(高確率で値がつくもの)
1) 中国美術、煎茶道具、銀便鉄瓶
- 理由:中国の景気が後退ぎみでもまだまだ需要があります。時代のある物はもちろん、実際に使用できる煎茶道具等も人気です。
- 実例:家の蔵から出た象嵌のある鉄瓶(状態良)→20~30万
2) 共箱付きの掛け軸・書画
- 理由:箱書きがあると由来と真贋確認が容易。書風が認められれば需要大。
- 実例:共箱・落款ありの短冊型掛け軸 → 査定額:~5〜12万円
3) 古伊万里・古九谷などの古陶磁
- 理由:海外コレクターや国内蒐集家の需要が根強い。大皿や壺は特に人気。
- 実例:古伊万里の染付大皿(ヒビなし) → 査定額:~4〜10万円
4) 有名作家の現代作家物(人気作)
- 理由:現代作家でも評価の高い作家は安定して買い手がいる。
- 実例:現代の人気陶芸家の花器(共箱あり) → ~3〜8万円
5) 仏具(作家性・時代性があるもの)
- 理由:寺院や個人コレクターからの需要がある。材質や年代が鍵。
- 実例:江戸期の木彫仏像(小型・保存良) → ~10〜40万円(由来による)
② 売れにくい品(査定が厳しくなるもの)
1) 大量生産の昭和レトロ雑貨
- 理由:大量に出回っており希少性が低い。デザイン需要は限定的。
- 実例:昭和の観光地土産皿(無銘) → 査定:数百〜数千円
2) 由来不明かつ箱なしの無銘品
- 理由:真贋や時代が判別しにくく、買い手がつきづらい。
- 実例:箱なしの無銘花瓶 → 査定:数百〜数千円〜(場合によっては引取不可)
3) 破損が激しい陶器・絵画
- 理由:修復費用が査定から引かれるため、買い取り額がほぼ出ないことも。
- 実例:割れが多い大壺 → 査定:引取扱い(料金発生のケースも)
4) 海外模倣品・贋作(真贋不明)
- 理由:真贋に疑義があると業者はリスクを嫌う。鑑定コストもかかる。
- 実例:偽銘入りの茶碗 → 査定:価値なし、処分扱い
③ 「売れるかどうか」を簡単に見分けるチェックリスト
- 共箱・証明書はあるか? → ある:高評価の可能性大
- 作家名や落款はあるか? → 明確:高確率で査定プラス
- ヒビ・カケ・カビはないか? → 無い:好条件
- 「誰が・どこで・いつ」手に入れたか分かるか? → 分かる:由来価値が付く
これらのうち2つ以上が当てはまるなら、一度専門店で査定を受ける価値ありです。
④ よくある誤解 — 素直に否定します(ストレートに)
- 「古ければ高い」はウソ:古さだけでは価値になりません。
- 「落款があれば安心」は半分ウソ:偽銘は多い。落款は“判断材料”の一つに過ぎない。
- 「ヒビは全部ダメ」はウソ:小さな欠けでも由来次第で値がつくことがあります。
⑤ 売却までの具体的アクション(短期プラン)
- スマホで写真を撮る(落款・箱・全体・ダメージを撮影)
- LINEで事前査定を依頼(和敬堂なら簡易見積もり対応)
- 最終的に店頭・出張査定で正式評価 → 複数社比較で交渉
和敬堂のワンポイント(プロから一言)
「捨てる前に一度だけでも見せてください」──本当にこれに尽きます。小さな箱の中に、思わぬ“値段のつく一点”が眠っていることが多い。和敬堂は一点からでも丁寧に査定します。写真だけで分かることもありますので、まずはお気軽に相談を。





